まさに擬似恋愛!それがデリヘルブログ:17-12-22
1年ほど前に、家の車を買い替えようかという時、
ぼくが
「マニュアルミッションの車にしたい」
「どうしてもクラッチを踏みたい!」
と力説していたところ、
奥さんは「ぼくの乗りたい車にしよう」と言ってくれました。
普段は奥さんの方が車に乗る機会が多いので、
奥さんにとっては不便なのにもかかわらず、
ぼくが喜ぶからといって、そう言ってくれるのです。
その想いに触れた時、
ぼくは何とも言えない気持ちになったのを覚えています。
また、
ぼくが出掛ける時には、
奥さんはおにぎりを作ってくれます。
いつも何の気なしに食べていたのですが、
ある時、ふと
「奥さんは、どんな気持ちでこのおにぎりを作ってくれて、
ぼくに持たせてくれてるんだろう?」って。
その想いに触れて、
おにぎりを食べながら、
ぼくは涙が出そうになったことを覚えています。
それらを思い出した時、ぼくはハッとしました。
日々作ってくれるご飯…
出掛ける時にかけてくれる「いってらっしゃい」という声…
アイロンのかかったシャツ…
全てに奥さんの愛と想いが込められているということに改めて気づいて、
ハッとしたのです。
「ぼくはこんなにも愛されていて、
こんなにも大事に想ってもらっているのか!」
そして同時に気づきました。
ぼくの愛し方がいかに独りよがりだったか…ということに。
ぼくは奥さんのことが大好きで、
とっても愛しているのですが、その愛し方というのは、
ぼくが一方的にその愛情を与えるだけで、
奥さんの愛や想いというのを
全然受け取れていなかったんですね。
奥さんのことが好きだからといって、
その愛を奥さんに与えて、
それで一人で満足している部分があることに気づきました。