デリヘルではどのようなプレイがあるのでしょうかブログ:19-2-01
今年も雪の季節がやってきた。
あたしはこの季節になると、いつも思い出すことがある。
もう40年以上も昔のことである。
その頃、
我が家は決して裕福ではなかった。
秋の稲刈りが終わると、
父はいつも都会へ出稼ぎに行っていた。
雪が降りだすと
お子様たちはみんな雪の中で遊んだ。
裕福な家のお子様は買ってもらった本物のスキーで遊んだ。
あたしたちは自分で竹を割ってスキーを作り、手製のスキーで遊んでいた。
それでも、
お子様心に本物のスキーで遊ぶお子様たちが羨ましかった。
ある時、一度だけママに
「本物のスキーを買って欲しい」
と言ったことがある。
言っても無駄だとは分かっていた。
が、ママは意外に
「成績がクラスで5番以内になったら、買ってやってもいいよ」
と答えた。
当時のあたしの成績は、クラス40人中でいつも20番前後…
5番はおろか10番以内に入ることも絶対不可能だと思った。
恐らくママも同じように思っていたのだろう。
ところが、2学期の通知表を見ると、
あたしの成績はなんとクラスで「2番」になっていたのである。
あたしは、家に帰り通知表をママに見せると、
「3学期も頑張りや」と言っただけで、あとは何も言わなかった。
あたしもスキーのことは何も聞かなかった。
あれから、もう40年あまりが経った。
あの時、ママは本当にスキーのことは忘れていたのだろうか。
一度確かめてみたい気がする。
だが、
4年前にママは88歳で逝ってしまった。
いつの日にか、
またあの世でママに会った時には
聞いてみようと思う。